『An unexpected excuse』

   〜高町母娘編〜




と、恭也は黙り込み試すような視線で美由希の方を見つめる

その視線を感じた美由希は

 

「もぉ〜、恭ちゃんったらそんな熱い視線で見つめないでも

それに私たちは血が繋がっていないとはいえ一応兄妹だし

でもでも、恭ちゃんが望むのなら私は・・・」

 

身体を怪しくくねらせて何やら呟いていた

 

「何を勘違いしている、この愚妹兼馬鹿弟子が」

 

美由希の奇行を止める為に恭也は徹を込めた手刀を脳天に打ち下ろす

さすがに痛かったのか、頭を抑えながらうずくまっているが無視して続ける

 

「そろそろ出てきたらどうだ、高町母娘」

 

 

「う〜ん、さすがに恭也にはバレバレだったみたいね」

「おかあさん、ヤッパリおにーちゃんから隠れるのは無理みたいだね」

 

その言葉と共に物陰から桃子となのはが出てきて恭也の方に歩いてくる

その様子を見つめながら、うずくまっている美由希に向けて冷たく告げる

 

「まさか、御神の剣士が一般人の気配に気付かないとは思わなかったぞ

 これは一から鍛え直さないといけないな

 と言うことで、今夜の鍛錬から厳しく行くから覚悟しておけよ」

 

「あぅ・・・」

 

さすがに今回の失態は弁解の余地もないので

今夜からの鍛錬に絶望しつつも受け入れるしかない美由希

それを忍達は苦笑いを浮かべながら見つめていた

 

その間に恭也は地面に座り、なのはは恭也の膝の上に座り

桃子は恭也の腕を抱きしめながら隣に座っていた

恭也は隣に座っている桃子に疑問に思っていたことを尋ねる

 

「そう言えば、かーさんが此処に居るのは分かるが

 どうしてなのはまで此処にいるんだ?」

「ねえ恭也、桃子さんが此処に居る理由って?」

 

主に身内が抱いているであろう疑問を忍が代表して尋ねる

 

「今日これから三者面談があるからだが」

「言われてみれば、そうだったわね

 それで、なのはちゃんまで居るのはどうして?」

「それはむしろ俺が知りたいくらいだ」

 

そこで恭也が桃子を見たので、全員の視線が桃子に集まる

 

「なのはの学校が半日で終ったのよ

 それで、いつもは一緒に居られないから今日は一緒に居ようと思って

 お店の方もちゃんと松ちゃんの許可を貰っているから心配無用よ」

「そうか・・・よかったな、なのは」

「うん♪」

 

言いながら恭也が笑顔を浮かべながらなのはの頭を撫でると

なのはの方も嬉しそうに微笑みながら返事をする

 

「「「「「高町先輩の笑顔」」」」」

「はぁ〜、なのはちゃんが羨ましい」

「内縁の妻である忍ちゃんでもしてもらった事ないのに」

「師匠はなのちゃんには甘いからな」

「せやな」

「同じ妹なのに・・・この扱いの差は何・・・」

 

一部例外も居るが概ね好意的に捉えている中で

桃子が拗ねたように恭也に尋ねる

 

「恭也、桃子さんにはしてくれないの?」

「はぁ、かーさん・・・」

 

ため息を吐きつつ断ろうと桃子の方を見ると

「うるうる」

と、恭也の方を上目づかい+涙目で見ている

このコンボに恭也が抗えるはずもなく

 

「せめて腕を離してくれ

 さすがにこの状態では撫でる事が出来ないんだが・・・」

 

あっさり陥落する

桃子も即座に腕を外し恭也を期待した目で見つめている

 

(はぁ、どうしてこの人はこういう仕草に違和感がないのだろう)

 

内心で思いつつも恭也は桃子の頭も撫でる

桃子の方も微笑みながら恭也の肩に頭を乗せる

なのはと桃子が同じ様な表情を浮かべているのは

さすがは母娘・・・と言ったところか

ちなみにこの状況を見ている人たちは

 

「「「「「はぁ〜、私も高町先輩に頭を撫でられたい」」」」」

「なぁカメ、師匠と桃子さんが夫婦でなのちゃんが二人の子供・・・

 と一瞬でも思ってしまったのはオレだけか?」

「心配するなお猿、お前と同じ意見と言うのは気に食わんが

 ウチも同じ事を思うとったから」

「こうして見るとお似合いですよね〜」

「忍ちゃんと言う内縁の妻が居ながら・・・(でもホントに夫婦でも違和感ないわね)」

「うぅ・・・家族の中で私だけ除け者にされている気が・・・

 って言うか恭ちゃんにかあさん、ホントに歳いくつ?

 特に恭ちゃん、19って嘘でしょう」

 

「失礼な事を言うな、馬鹿弟子

 ああ、今夜の鍛錬で兄の手元が狂わない事を祈っておくんだな」

「恭也、桃子さんも許可するから徹底的にしごいてね♪」

「お姉ちゃん、さすがになのはもフォローしきれないのです・・・」

 

「うぅっ・・・なのはにまで見捨てられるなんて・・・(泣)」

 

美由希が地面に「の」字を書き始めるが誰もフォローしようとしない

 

「それで恭也〜、いい加減に質問に答えて欲しいんだけど?」

 

忍が当初の目的を果たす為に恭也に尋ねる

笑顔を浮かべてはいるが、その目は笑っていない

 

「「(恭也)(おにーちゃん)答えって?」」

 

「ん?見ていたのではないのか?」

「なのは達ははおにーちゃんが囲まれている所からしか見ていないのです」

「そうね・・・それに声もよく聞こえなかったし」

 

そういう事か・・・と納得したので恭也はこれまでの経緯を二人に話した

 

「おにーちゃんって、ヤッパリもてるんだね〜」

「なのはよ、そんな事がある訳がないだろう」

「恭也・・・この状況でもまだそんな事を言うなんて

 士郎さん、私は恭也の育て方を間違えたのかしら・・・」

「おかあさん、おにーちゃんだから仕方ないよ」

「何気に失礼だな、高町母娘」

 

恭也以外は苦笑を浮かべつつ一斉にため息を吐いた

(((((はぁ・・・鈍感)))))

当然恭也はみんながため息を吐いた原因が思い浮かばないので首を傾げていた

 

「それで恭ちゃん、いい加減答えて欲しいのだけれど(怒)?」

 

この中では一番恭也との付き合いが長い美由希が尋ねる

付き合いが長い分耐性も高いのだ

 

「そうね、桃子さんも聞きたいわ♪」

「なのはも聞きたいのです♪」

「はぁ、高町母娘よ・・・俺で遊んでいるだろ?」

「「そんな事ない(よ)(わよ)♪」」

 

その答えを聞いた恭也はどうしようかと考えていたが

 

「「(恭也)(おにーちゃん)教えてくれないの?(ウルウル)」」

 

と、ダブルで上目づかい+涙目のコンボで二人から見られ

やがて観念したように答えを呟く

 

「なのはとかーさんだが」

 

その瞬間なのはと桃子は頬を赤く染め嬉しそうに微笑むが

恭也の方を向いているので周囲がその表情に気付くことはなかった

そして至極当然な反応として

 

「「「「「そういう意味じゃなくて!!」」」」」」

 

と周囲は声をそろえ、各々反論しようと口を開くが・・・

 

「そろそろ予鈴だな

 かーさん、なのはそろそろ行くぞ」

「そうね、さすがに遅れるのはまずいし」

「は〜い♪」

 

「俺たちはこれで失礼する

 みんなも次の授業に遅れないように」

 

と言いながら三人は恭也の教室に向かう為に立ち去る

ちなみに、恭也の右手はなのはが左腕は桃子が占領した状態で・・・

一同は肩透かしをくらった形でしばし呆然と見送っていた

 

しかし一部の人たちは諦めていなかった

 

(夜にでも問い詰めてやる)

 

 

 

 

その夜、夕食後の高町家にて──

 

恭也が食後の一服を堪能している所に美由希が声をかける

 

「さて、恭ちゃん・・・昼間の答えを聞きたいのだ け れ ど (怒)?」

 

その一声が発せられた瞬間リビングの空気が一変する

 

今この場に居るのは、

恭也・桃子・なのは・美由希・晶・レン・那美・忍といった昼間のメンバーに加えて、

フィアッセ・ノエル・フィリスのあの場に居なかった三人も居る

何故此処にノエルとフィリスがいるかと言うと

 

「昼間の答え?」

 

「とぼけないで!恭ちゃんの好きな人についてだよ!

 昼間は逃げられたけれど、今回は逃がさないよ

 その為にノエルさんとフィリス先生を呼んだんだから」

 

これが答えである

いくら「戦えば勝つ」が信条の御神の剣士である恭也といえども、

桃子となのはを除いた8人を同時に相手をした場合の勝率は限りなく0に近い

ちなみに、最大戦力である久遠がこの場に居ないのは

恭也サイドにつく事が簡単に予想されるからである

 

「さあ!恭ちゃん答えて!」

 

「なのはとかーさんだと昼に答えたはずだが?」

 

「ふっふっふっ、そんな誤魔化しはFCの子たちには通用しても

 内縁の妻である忍ちゃんには通用しないんだから」

「師匠ホントの事を教えてください」

「おししょうホンマの事を教えてぇな」

「恭也さん本心を教えてください」

「恭也は真顔で嘘を吐くからね」

「恭也くん・・・嘘を吐く人はスペシャルマッサージですよ?」

「恭也様・・・さすがにその様なご冗談は・・・」

「さあ恭ちゃん、観念して白状しなさい」

 

「いや冗談なんかではないのだが・・・」

 

「「恭也は真顔で嘘を吐くから・・・

「恭也さんは平気な顔して嘘を吐くと言いますし・・・

「恭也くんは嘘を吐く時も表情を変えないので・・・

「おししょうは平気な顔して嘘を吐かれますし・・・

「師匠は真顔で嘘を尽きますし・・・

「恭也様は表情を変えずにご冗談をおっしゃられるので・・・

「恭ちゃんは嘘つきだから・・・

 

「「「「「「「「信用でき(ません)(へん)!!」」」」」」」」

 

「お前ら・・・人を一体なんだと・・・」

 

「「「「「「「「さあ!(ホント)(ホンマ)の事を答えて!」」」」」」」」

 

「はぁ〜、だから冗談ではなくホントの事だと何回言えば・・・

 と言うか高町母よ、そろそろ俺の我慢も限界に近いのだが?」

「おかあさん、このままだと家が壊れちゃうよ(アセアセ)」

 

度重なる尋問に恭也の理性も限界を迎えかけ殺気が漏れ出している

それを感じたなのはも母に兄の理性が限界であることを伝える

そしてここに来て初めて桃子が口を開く

 

「う〜ん、さすがに家が壊れるのは困るわね・・・」

 

「だったら桃子の方からも恭也に言ってよ

 『嘘や冗談を言わないように』・・・って」

 

一同を代表してフィアッセが桃子に言うと他のメンバーも同時に頷く

しかし一同は恭也を追求するばかりで重大なことを忘れている

基本的に高町桃子と言う人間はあの仁村真雪やティオレ・クリステラと同じ人種

と言っても過言ではない

具体的には自分が楽しむ為に他人を弄る、それも際限なく・・・

もちろん守るべき一線は必ず守り、超えることは決してない

 

そんな桃子が恭也を弄る絶好の機会なのに弄らない

普通の状況ならば誰もが変に思うのはずが

「恋は盲目」─恭也を追求している女性陣はその事に気付かない

 

だがやはり高町桃子は高町桃子だった

耐えかねた恭也を更に突き落とすべく行動を開始する

 

「ねぇ恭也、助けて欲しい?」

「ああ、さすがにこの状態が続くと俺の我慢も限界を超える」

「と言うことは、そろそろ実力行使に訴えようと思っていたりする?」

「それを今検討している最中だ

 さすがにあの面子では厳しいものがあるが

 『戦えば勝つ』のが御神流、やるからには全力で敵を倒す

 ・・・そう・・・例えどんな手を使おうとも」

「さすがにそれは被害が想像出来ないので・・・

 というか、したくもないから桃子さんとしては遠慮して欲しい所ね」

「なのはもおかーさんの意見に賛成なのです」

「ではどうしろと?」

「別の意味で実力行使に出れば?」

 

この言葉を聴いた瞬間なのはの顔が赤くなる

が同時に俯いた為に桃子以外は気付くことはなかった

世界遺産級の朴念仁である恭也は桃子の言葉の意図に気付かず首を傾げる

 

「つまりどういう事だ?」

「はぁ〜大分マシになったかと思ったけれど相変わらずね」

「だっておにーちゃんだもん」

「むぅ、何となく馬鹿にされているのは分かるぞ高町母娘」

 

「ハッキリ言うからよく聞きなさいよ・・・家を壊されたくないし

「何か言ったか、高町母よ」

「気にしないでいいわ・・・と話を戻して・・・

 だから、いつもしている事を此処ですればいいのよ♪」

「なっ・・・」

 

この瞬間滅多に表情が変わる事のない恭也の顔が驚愕と羞恥に染まる

周囲もそんな恭也の表情を見て困惑する

 

「高町母よ・・・此処でするのか?」

 

一縷の望みにかけて確認するが桃子は最後通牒を告げる

 

「もちろん♪」

 

極上の笑みを浮かべて言うが恭也には黒い羽と尻尾が見えたような気がした

 

「それとも桃子さんとするのはイヤなの?」

「おにーちゃん、なのはとはしたくないの?」

 

悲しげに詰め寄ってくる二人に対して

 

「いや・・・嫌ではないが・・・さすがに此処では・・・恥ずかしい・・・と言うか・・・

 見られたくない・・・と言うか・・・」

 

と精一杯の抵抗を試みるも

 

「「(恭也)(おにーちゃん)ウルウル」」

 

となった時点で恭也の敗北は決定した

 

(はぁ〜、これには勝てないからなぁ・・・二人とも分かっていてするし・・・

 仕方ない、覚悟を決めるか・・・)

 

「で結局これから何をするの?」

 

話の流れを理解出来なかったのか、理解したくなかったのか─おそらく後者だろう─

美由希が尋ねる

 

「ああ、俺のホントの気持ちを伝える(ずっと言っているのだがな)」

 

「「「「「「「「それで?」」」」」」」」

 

恭也に尋問をしていた女性陣がが声をそろえて先を促す

話の流れからしてこれが恭也の告白だと察した

もちろん全員自分が呼ばれると思っている─そう信じきっている

 

「桃子、なのは」

 

「「「「「「「「だから〜〜〜」」」」」」」」

 

桃子の呼び名が変わっているがこれも恭也お得意の冗談だと思い─思い込み─

反論しようと口を開きかけるが恭也の方が速かった

恭也にしてみても堂々巡りになる愚行を好んで冒すわけもなく強行突破を図ったようだ

 

「愛している」

 

「「「「「「「「えっ!?」」」」」」」」

 

「私もよ、恭也(は〜と)」

「なのはもだよ、恭也さん(は〜と)」

 

「「「「「「「「えっ!?」」」」」」」」

 

そして混乱している周囲に止めを刺すべく恭也はそれぞれと口付けを交わす

 

「「「「「「「「えっ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!?」」」」」」」」

 

さすがにこれは恥ずかしかったのか、恭也をたきつけた桃子を含め三人とも

顔がこれ以上ないくらいに真っ赤になる染まる

そして、この現実を受け入れることが出来なかったのか

全員進んで意識を手放した・・・

 

「みんなどうしたんだ?」

 

みんなが失神した中で朴念仁である恭也は首を傾げたが

原因が分かる桃子となのはは苦笑するのだった

 

 

その後三人は庭の方に移動した

いくら周囲が意識を失っていても恥ずかしいのと、

何時目覚めるか分からないと言うことでそのままにした状態で移動したのだ

恭也が言うには「少しの間なら風も引かないだろう」との事

 

庭に出た三人を月明かりがやさしく照らしている

 

「「「キレイ(だな)(よね)(だよね)」」」

 

と、月明かりの元に夜の静寂を堪能していた

 

「ねえ恭也、もう一回して〜」

「なのはにもして〜」

「ああ・・・愛しているよ、桃子、なのは」

 

そう言って恭也はそれぞれに再度口付けをした

 

「私も恭也の事を・・・愛しているわ」

「なのはもおにいちゃんの事・・・愛しているよ」

 

その三人を月明かりがやさしく照らしていた

 

 

 


あとがき

 

あとがきと言う名を借りた言い訳の場です

セティ「・・・・・・・・・」

・・・・・・・・・え〜と何か喋って下さい

セティ「いくつか問いただしたい事があるわね」

・・・答えられる事でしたら・・・

セティ「1つ目・・・なんで対話形式のあとがきなの?」

・・・此処での基本なのでは?

セティ「・・・2つ目、桃子さんとなのはちゃんがFCの子達に対して

    自己紹介していないけど何か理由でもあるの?」

・・・・・・え〜と・・・・・・FCの子達全てと面識があった・・・・・から?

セティ「はっきりしないわね。最後も疑問系だし・・・

    何を隠しているか正直に言いなさい・・・さもないと・・・」

・・・・・・実は(ガクガクブルブル)・・・・・・

セティ「・・・・・・弁解の機会ぐらいは与えるわよ」

寛大な処置に感謝します(土下座)

正直あの場面で自己紹介を入ようとしてもどうすればいいのやら・・・と

それに恭也FCなら翠屋に行かない筈がないし、翠屋に行けば桃子さんと

なのはちゃんの事も知っているはずだから・・・と言う理由で抜かしました

あと言われる前に言うが桃子さんが恭也の腕を抱きしめていても何の反応も

なかったのは、桃子さん流の親子のスキンシップ・・・と捉えていたから・・・

翠屋では恭也『で』遊ぶ為に食べさせっこもしていそうだし

身内?に関してはよく理解している・・・と言うことで・・・

セティ「自己紹介は技量不足、腕組みは・・・それで一応納得できるかな?」

そう取って頂けると・・・

セティ「・・・一応これで最後だから先に進めるけれど、これって『高町母娘編』よね?」

ああ、桃子さんとなのはちゃんの母娘で間違いないぞ(キッパリ)

セティ「・・・・・・・・・美由希ちゃんが含まれていないのは何で?

    この作品でもあまり扱いよくないし・・・もしかしてあんたキライなの?」

・・・美由希は好きだぞ・・・ギャグキャラとしてだが・・・(ファンの方ゴメンナサイ)

それに3キャラを絡ませられる自信もなかったし・・・という事なのですが・・・

セティ「これも技量不足・・・って・・・この作品大丈夫なの?」

それについては何も言い返せない・・・8人程失神で退場させたし・・・

セティ「まあ強引だったわよね」

返す言葉もございません(土下座)

セティ「ふぅ、取り合えず『私が』聞きたいことは終ったわよ・・・

    でもこれってあとがきの名を借りた釈明よね?」

まぁ、冒頭で述べているしな

セティ「・・・さて、それも含めた刑(おしおき)を執行するわね」

何故に?しかもいつの間にか剣も抜いているし!

セティ「・・・ホントに分からない?」

・・・いえ・・・悲しいかな・・・身に覚えがありすぎます・・・

セティ「まあ最初だから半殺し程度で許してあげるわよ」

はい・・・ここではまずいので別室に行きましょうか?(隙を見て逃げなければ)

セティ「そうね、ここで血を流すわけにもいかないし・・・それではこれにて失礼します・・・

    誤字・脱字・その他等ツッコミたいことがあれば遠慮なくお知らせ下さい(ペコリ)

         ほらさっさと進む、遅れるごとに刑は重くなるわよ(ニヤ)」

・・・はい(ガクガクブルブル)





投稿ありがとうございます。
美姫 「ございます」
たが一つだけ。いやいや、対話形式は別に基本ではありませんよ。
美姫 「元々、アンタは感想や後書きを書くのが苦手でやり出したのよね」
まあな。と、それは良いって。にしても、甘いです。
美姫 「本当に。でも、これぐらい甘いのもいいわよね」
うんうん。まあ、美由希は……触れないでいてあげよう。
美姫 「アンタも美由希の扱いは酷いけどね」
いやいや、俺は美由希お気に入りキャラだぞ。
だからこそ、色々と出番が多く、その分不幸も多く。
美姫 「はいはい。何はともあれ、投稿ありがとうございました」
ではでは。



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